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osaki / togoshi-ginza

2014/02/08 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 18『あなたに会いたがっている人は大勢います。/There are many who wish to see you.』

本日大雪が予想されるため、この日の公演は延期となりました。
申し訳ございません。

 

開場/19:30 開演/20:00

料金/1500円+1ドリンク

 

Ignoramus et Ignorabimus musica.
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。

 

木下和重 violin etc.
鈴木學  electronics etc.

2014/02/09 Segments Project 2014 vol.1 『音楽と自分探し』

時間と内容が一部変更となりました。
開場14:30 開演15:00
1500円+ドリンク代

一部 : segments explosion
二部 : 木下和重、坂本拓也 duo

《ご挨拶》
 セグメンツの対象は実験音楽であった。それら作品が従来の音楽理論や価値判断に基づいて制作されてない以上、聴き手にとっても、それらの理解や鑑賞は必然的に従来とは異なる方法が要請されるべきである。セグメンツは、実験的音楽に対する具体的な聴取アプローチ(聴き方)を提案することで、聴き手独自の理解や解釈を促すものである。セグメンツという聴き方のチャンネルを通過することでそこから独自の意味を生成したり、イマジネーションを働かせたりと、より充実した音楽ライフをエンジョイしてほしいという願いである。そこでセグメンツが取り上げるのは、「時間」である。

 昨年のセグメンツ・プロジェクト2013では、2008~2011まで計16回行った実験を整理再考し、セグメンツとは何だったのかを提示した。まずセグメンツにおける聴取アプローチを、三つに分類。ファースト・ミッションでは、物理的時間に基づくセグメンツ構造の認識に焦点を当て、厳格にそれのみを行う方法(セグメンテーション)と実践としての参加型エクササイズを行った。そしてセカンド・ミッションにおいて、セグメンツ認識を通過してもなお漏れてくる/沸き起こる綻びとしての自分汁/自我を観察し、それを対象とフィードバックさせることで独自の解釈を生み出すことを試みた。ゲストの江崎將史氏の物事の解像度を上げる解釈法は大変ユニークであり、強烈なインパクトを我々に残した。「心のキャンバス無限大」と題したファイナル・ミッションでは、観察された自分汁を対象に帰すこと無く、つまり外部からの刺激に依らずに自己の内部を観察することを主眼とし、そのためのパフォーマンスを行った。ここで時間は、現象世界を解釈するための手段から存在基盤へと変容する。

 新たにスタートさせるセグメンツ・プロジェクト2014では、また実験を一つ一つ積み重ねていこうと思う。もしよかったら、お付き合い願いたい。

木下和重

“Segments Project”   presented by  Kazushige Kinoshita
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