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osaki / togoshi-ginza

2011/12/03 Spectral GL • スペクトラルGL • Audio + Visual

19:30 open / 20:00 start
¥2000 + drink

featuring Motoko Honda synth / Jess Gilbert laptop (Los Angeles)
with 伊藤匠 sax, feedback, Marcos Fernandes percussion

本田 素子 プロフィール
横浜市生まれ、仙台市育ち。カリフォルニア芸術大学院の作曲/演奏家課程、アフリカンアメリカン即興音楽専門で卒業後、ロサンゼルスに在住し、ピアノ、エレクトロニックス即興作曲演奏家、サウンドアーティストとして活動している。アコースティックピアノとエレクトロニックスの統合を計ったソロ演奏や、アーティストやダンサーとのコラボレーション、プリペアードピアノやコンテンポラリー音楽の演奏、バンドリーダーとして知られている。同大学院ではマルチパフォーマンス過程、ピアノ、キーボード科に奨学金で入学、TAとして教鞭も握ったが、先進的音楽のレジェンドである トランペッター、Wadada Leo Smithに抜擢され、演奏作曲課程に移行した。ジャズのあらゆるスタイルや、アフリカン、インディアン、インドネシア音を含めたワールドミュージックも学習し、クラシカルのテクニックと融合させ独特な音楽世界を創り出す事で知られているサウンドアーティストでもある。
 4歳からピアノ、音感教育を初め、中学生時代から宮城学院大学音楽科付属の音楽教室に所属。専門課程生として認定され、石橋ときわ女史、古賀藟子女史のもと、徳丸聡子教授(桐朋学園)、弘中孝教授(東京音楽大学)にも師事を受けた。19歳で渡米、カンサス州でピアニスト、ロバート ムーリング氏に指示を受けながらクラシカルコンサートピアニストとしても活動を開始。大学卒業までにはコンチェルトのソリストとして、室内音楽家として、ヨーロッパ、アメリカ国内で、数々の演奏を行った。その後カリフォルニアに移住、大学院を卒業後は即 興演奏、ジャズ、コンテンポラリー作品の演奏を中心に活動している。
 ジャズクラブの老舗、Jazz Bakeryでのバンドリーダーとしての演奏や、レジェンド的音楽スポット、Club Rocco やCafe Metoroplでの数々の演奏、Angel City Jazz Festival, Los Angeles Creative Music Festival, Asian American Jazz Festival 等の大規模なフェスティバルでの演奏も行って来た。エレクトロニックスとアコースティック混合の専門家としてはInternational Spark Festival, Boise Creative Music Festival, Out Sound Music Summit 等でも演奏を派たし、マルチメディアパフォーマンスではカリフォルニア現代美術館主催の音楽会に招待を受けて、REDCAT/Disney Hallでの演奏も行った。Barnsdall Gallery Theater、John Anson Ford Theater 等、大きなステージでのダンサーとのコラボレーションでも著名である。
 ロサンゼルスタイムスやロサンゼルスウェイークリーのトップピックとして数々取り上げられてきたのと同時に、同誌の専属でもあった音楽評論家グレッグ  バー ク氏にも、”ユニークで最も情熱的である”、“空気を彩る”、”ミューズの化身のようである”と評された。 ジャズ、即興演奏界の大物であるWadada Leo Smith, Vinny Golia, Jeff Gauthier, Alex Clineと肩を並べると同時に、パンク音楽界のレジェンド、Mike Watt や、ロック界のレッドホットチリペッパーのフリーとの共演も行った。クラシカルピアニストとしては、Los Angeles PIano Unitでのソロ、2台ピアノ演奏を中心に、様々なピアノ音楽を紹介するコンサートを行っている。教育面では、NPOであるAngel City Arts の教育部門のもとで、斬新な音楽鑑賞プログラムの制作を中心に、子供から大人までの即興ワークショップ等も含め、芸術、音楽文化発展に貢献している。
Website: https://www.motokohonda.com/

ジェシー ギルバート(Jesse Gilbert) プロフィール
ジェシー ギルバートは、現在、情報技術、デジタルメディア部門アソシエートディレクターとして、カリフォルニア芸術大学フィルム&ビデオ科で勤めると共に、2007年に設立した”Dark Matter Media LLC” を通してインターアクティブ平面3D音楽映像化ソフトウェアの開発、マルチチャネル音声環境システム等の制作等、ライブパフォーマンスの為の柔軟性のあるシステム開発、そして演奏家、アート、エンターテイメント業界のコンサルテーション等を行っている。
 ギルバートのコラボレーションとソロプロジェクトはアメリカ国内、そして海外でも認められ、National Endowment for the Arts, Eyebeam Atelier, The National Perforance Network, Studio for Creative Inquiry (Carnegir Emllon), The Jerome Foundation, Creative Capital, Markle Foundation, the Beall Center for Art & TEchnology, Banff Centre for the Arts, The Montalvo Arts Center等からの助成、サポートを受けると共に、Ars Electronica(オーストリア), Museum of Contemporary Art(ロサンゼルス), Fargfabriken(ストックホルム), Laboral Centro de Ate, Engine27(ニューヨーク), New Museum, net.congestion(アムステルダム), Whitney Museum(ニューヨーク), PORT(MIT, ボストン) 等を含めた会場での公演を行ってきている。2010年12月には”スペクトラルGL”の開発に関し、権威的存在であるワールドテクノロジーネットワークによって、世界技術賞のファイナリストとしてノミネートされた上、新しい研究員として承認された。

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